アレキサンダー大王とヘレニズム文化?(イスカンダル・下)〜パンツ履いていない大英雄〜

パンツ履いていない大英雄の東方遠征、戦争と観光と征服と

凛さん
FGOで学ぼう世界史。イスカンダル編の2回目です
玉藻ちゃん
なんと今回は、特別ゲストとしてイスカンダルさん本人に来ていただきましたー! パチパチパチパチ!

征服王
うむ、余が紹介にあずかったイスカンダルである。皆の衆、よろしく!
凛さん
こちらこそよろしく、原作通りの大男ね・・・って、アンタなんでズボン履いてないのよ! アニメのTシャツを着ているのは原作からして理解できるけど!!
征服王
ふむ、脚絆は落ち着かなくてな。マケドニア風に除外した。問題なかろう
凛さん
そんな着こなししないで! Tシャツだけのムキムキの大男って、ほとんど変質者じゃない!
征服王
まあそう固いこと言うな。この国の衣装を、マケドニア風に着こなす。これぞ文化の融合、ヘレニズムの極意ではないか
凛さん
そんな文化の融合は認めません。って、そのままソファーに座るな!
玉藻ちゃん
・・・見えちゃってますよぉ・・・じゃなかった。きゃー、玉藻ちゃん困っちゃうー、きゃー
征服王
うむむ、ウェイバーのやつも脚立についてはやかましく言うが、お主らもか・・・全く、異なる文化への寛容と感心こそが、大切だと言うのに・・・
凛さん
ウェイバーさんの苦労がわかるわ
玉藻ちゃん
まあ女性の裸Tシャツというのなら、確かにありますけどね。玉藻さん的には、水着に白のTシャツを着て、あえて水で透けさせるという対ご主人様用の必殺脳圧テクニックがあります。サマー・バケイション! 槍玉藻ちゃん(水着)バージョンですね

征服王
うむ、この国にはさような文化もあるのか。いやはや、なかなかに奥深いのう
凛さん
二人でなんの話で盛り上がっているのよ! さっさとズボン履いて、イスカンダルさんの解説を始めるわよ!

壮絶、パンツ履いていない大遠征

凛さん
前回はお父さんであるフィリップス二世が死んで、イスカンダルが王位についたところまで話したわね。王位についたイスカンダルはフィリッポス二世死去の混乱に乗じて再び蜂起したテーベを撃った後、マケドニアとギリシャの兵を率いて東方遠征に出発します。前334年のことです

玉藻ちゃん
パンツがなくて下半身がさ(3)み(3)し(4)い遠征。とでも覚えてください
凛さん
パンツ履いていない英雄が率いる軍団は(もうヤケクソ)、イッソスの戦いでペルシャの大軍を打ち破り、エジプトを征服します。父親ゆずりの戦術でペルシャの大軍を翻弄したり、イスカンダルさんが先頭を切って突撃して自ら敵将を討ち取ったりと、縦横無尽の活躍を見せます
征服王
うむ、あれはなかなか激しくて楽しい戦だったのう。だがその後に訪れたエジプトも、また格別だったなあ。名物の鳩料理が、これまた絶品でのう
玉藻ちゃん
なんか感想が、ほとんど旅行感覚ですね。観光がてら、戦争をしているというか
征服王
観光も戦争も共に楽しみ、それを合わせて〝征服〟とする。それが征服王たる余の〝征服〟の醍醐味だからのう
玉藻ちゃん
こんなイスカンダルさんと、必死に戦って負けた人たちって一体・・・
凛さん
奈須きのこ氏もイスカンダルさんを称して『リアル花の慶次』という感想を述べてるわね。続けるけど、イスカンダルさんはエジプトではファラオの地位と、ゼウスの息子であるという称号を与えられます。ゲームでも神性があるのはこのためね。さらにアレクサンドリアという、自らの名をつけた都市を建設します
玉藻ちゃん
図書館で有名なアレクサンドリアですね。後にプトレマイオス朝の首都となります
凛さん
エジプトで十分な補給と休養をとったイスカンダルさんは、再びペルシャに侵攻。アルベラの戦いで、数倍とも言われたペルシャ軍を粉砕し、ペルシャ帝国を滅亡させます。ペルシャ遠征開始からわずか4年後の、前330年のことでした
玉藻ちゃん
耳(33)を(0)疑うほどの大戦果、って覚えてくださいね。有名なゴルディアスの結び目、のエピソードも、ペルシャ遠征の際の出来事です
征服王
うむ。だが言葉で振り返るとたやすく聞こえるが、ペルシャはまさに大帝国であったぞ。ダレイオス3世も、敵ながらあっぱれな益荒男であったものよ
玉藻ちゃん
弱く聞こえちゃいますけど、イスカンダルさんが強すぎるだけで、当時のペルシャは世界一の帝国でしたからね
凛さん
ペルシャを征服したイスカンダルは、さらに東征してインドに攻め込みます。インド軍の象を使った現地の戦術に対して、中東の石油をぶっかけて火攻めにするという、相変わらず臨機応変な戦いぶりを見せます
玉藻ちゃん
なんでそんなに東に行きたかったんですかね? 一番東に行けば、日本に行き着いちゃいますけど
凛さん
そこはイスカンダル本人にしかわからないわ。師匠のアリストテレスに何か吹き込まれていたのかもしれないけどね。ちなみにアリストテレスとの師弟関係は、ずっと続いていたそうよ。現地の珍しい動植物を送ってあげたり、アリストテレスの方は帝王学の指南書を執筆して送ったりね
征服王
お師匠さんは、まさに我が心の師だったのう。学友たちもみんな勇敢で、優秀な奴らだった
玉藻ちゃん
やっぱり大英雄には、優れた先生がつきものですね。お勉強って大切ですぅ
凛さん
『万学の祖』と呼ばれるアリストテレスね、どんな人だったの?
征服王
うむ。あえていうと、藤村大河にに性格が似ているな

凛さん
・・・マジで?
玉藻ちゃん
一応、公式・・・みたいです
凛さん
アリストテレス塾の学友に、父親の部下達。そして征服地のペルシャやエジプトの将軍達。王の元に集ったのは、綺羅星のようなゴールデンチームでした。宝具である王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)は彼の軍団から来ています
玉藻ちゃん
死してなお大王と共に戦うことを誓う英霊達。セイバーことアルトリアさんに見せつけた、イスカンダルさんの宝具たる軍団ですね
凛さん
しかしインド遠征の最中、部下達との間に亀裂が走ります。さすがにインドは遠すぎ、また部下にとっては遠征の意味が見出せないものでした。ぶっちゃけ当時のマケドニア人たちの感覚では、世界の果てみたいなものだからね。部下の猛反対にあったイスカンダルはインド征服を諦め、バビロンに帰還し、新しい国づくりを始めます
玉藻ちゃん
結婚されたのもこのころですね?
征服王
うむ。異なる民族の融合には、血の繋がりが一番だからのう。部下達と共に、それはそれは華麗な結婚式をあげたものだ
凛さん
それでも遠征はやめられなかったのか、今度はアラビア遠征を企画します。ところがその準備中に、大王は急死してしまいます。蜂に刺されたのが原因だったとされています。32歳の若さでした
玉藻ちゃん
ここだけの話、fate zeroに登場するサーバントの中では、多分一番若いんですよね。外見は一番おっさんですけど
征服王
もう10歳長生きできれば、ローマや地中海も征服できただろうに、惜しいことしたなあ。今度受肉できたら〝ゆないてっどすてーつ〟という帝国に攻め込むつもりであるが、族長の〝とらんぷ〟と言う男とヤり合うのが楽しみだわい
玉藻ちゃん
世界大戦になるからやめてくださいまし
凛さん
大王の遺言は〝最強の者が国家を継承せよ〟というものだったとされます
玉藻ちゃん
かっこいい! なんか最後までゲームのキャラみたいなセリフですねえ
凛さん
実際、大王の後継者の座を巡って部下達によるディアドコイ(後継者の意味)戦争が起きます。そして帝国は、アンティゴノス朝マケドニア、セレウコス朝シリア、プトレマイオス朝エジプトなどに分裂します。試験に頻出なのは、プトレマイオス朝エジプトです。理由は首都アレキサンドリアが世界最大規模の人口を有し、長い間繁栄したこと、分裂した王国の中では最後まで残ったことなどです

玉藻ちゃん
プトレマイオス朝エジプトの最後の王様が有名なクレオパトラさんですね
凛さん
そうね、とういうわけで次回はクレオパトラさんを紹介します

凛先生の要点まとめ

王位を継いだイスカンダルは、イッソスの戦いアルベラの戦いで、ペルシャ軍を撃破。巨大な領土を築くが、若くして死去。

ディアドコイ(後継者)戦争の結果、アンティゴノス朝マケドニアセレウコス朝シリアプトレマイオス朝エジプトなどに分裂。試験に頻出なのは、プトレマイオス朝エジプトとその首都アレキサンドリア

玉藻ちゃんの年号ゴロ合わせ

イスカンダル、東方遠征開始(前334年)。パンツがなくて下半身がさ(3)み(3)し(4)い遠征。ですよ〜

アルベラの戦い(前330年)は耳(33)を(0)疑うほどの大戦果、と覚えましょうね。

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