ソロモン王とバビロン捕囚

古代ヘブライ人の絶頂期

凛先生

さて、ダビデ王の後を継いだのが、ソロモン王ね。外征に明け暮れていたダビデ王と異なり、内政と外交、通商に力を入れたソロモン王の政策のおかげでヘブライ王国は絶頂期となります。

玉藻ちゃん
ソロモンさんはFGOの第一部の事実上の○○○ですね〜

凛先生

そうね。政治家としての功績としては、シオンの丘にヤハウェの神殿を築いたことです。他にもエジプトのシヴァの女王と交流があったりしたわ。でも彼は自らの出身であるユダ族を優遇し、民に増税をしいたため、彼の死後ヘブライ王国は南北に分裂、北のイスラエル王国と南のユダ王国に分裂してしまいます

玉藻ちゃん
あわわ、真っ二つに分裂しちゃってますね〜

凛先生

北のイスラエル王国は、オリエントを初めて統一した超大国アッシリアのサルゴン2世の侵攻によって滅亡しちゃいます。

セム系のアッシリアは、鉄器と騎兵を武器にエジプトまで征服し、初のオリエントを統一する世界帝国となります。

凛先生

でもアッシリアの支配は過酷であったた、間も無く滅亡。メディア・新バビロニア・リディア・エジプトらに再び分裂するわ。リディア王国は初の鋳造貨幣を作った王国ね。

玉藻ちゃん
へ〜、コインってこの時代からあったんですね〜

凛先生

アッシリアの属国としてなんとか生き残っていたユダ王国も新バビロニアによって滅亡してしまいます。

凛先生

この時、新バビロニアのネブカドネザル2世によって、ヘブライ人は首都バビロンに強制連行されてしまいます(バビロン捕囚)

玉藻ちゃん
そういや新エヴァンゲリオンでもネブカドネザルの鍵とかいう、変なのが登場していましたね〜。ユダヤ人にとっては特別な名前だったんですね〜

凛先生

ネブカドネザル2世は世界七不思議で有名な空中庭園や、イシュタルの門を築いたとされる王様ね。あとバベルの塔のモデルを作った人物でもあるわ。手前に見えるのが空中庭園で、奥に見えるのがバベルの塔ね。

ウィキペディアより

玉藻ちゃん
空中庭園もすごいですが、バベルの塔も摩天楼みたいなビルですね

凛先生

のちにこの地を制服したイスカンダルことアレキサンダー大王が、バビロンのバベルの塔跡を見て

『俺が作り直す。だから塔の瓦礫を片付けろ!』

と命令するも、数万の人夫を動員しても瓦礫を片付けるだけで数ヶ月かかったとか

玉藻ちゃん
玉藻ちゃん
しかしバビロンに捕囚されていたヘブライ人にとっては、天に届く塔を作ろうというネブカドネザル2世の行いは、さぞ傲慢に映ったでしょうね

凛先生

そのイメージが聖書のバベルの塔のイメージになったのでしょう。

イランにあったメディア王国はアケメネス朝ペルシャへと変貌を遂げ、世界帝国となります。他民族に寛容だったアケメネス朝ペルシャはキュロス2世の時に新バビロニアを滅亡させ、バビロンに連行されていたヘブライ人たちを解放。ヘブライ人達はやっと自由の身となります。

玉藻ちゃん
アケメネス朝ペルシャは、イスカンダルさんが滅ぼした世界帝国ですね。登場するんですか

元気はつらつペルシャ王ダレイオス3世

凛先生

この後も、ユダ王国のヘブライ人たちは強い国を持てず、放浪の民となります。彼らにとって、ダビデ、ソロモン王の時代は、民族の伝説的な栄光の時代として語り継がれるのでした。

アルトリアたん
それはそうと、イスラエル王国にいたヘブライ人たちはどうなったんですか?

凛先生

いい質問ね。それは世界史最大の謎の一つよ。世に言う消えた十支族ね。ユダ王国を構成していた二支族は、その後も中東やヨーロッパ中に散らばり、主に経済面で強い影響力を持つようになります。ところがイスラエル王国を構成していた十支族は、歴史上から姿を消してしまうの。

玉藻ちゃん
混血して同化しちゃったんじゃないんですか?

凛先生

もちろんその説もあるけど、どこかに逃げたという説もあるわね。

有名なところでは、アフガニスタン、エチオピア、中国にインド、あと日本ね。

玉藻ちゃん
日本に来たという説は聞いたことあります〜日ユ同祖論ですね

凛先生

お神輿の形がアークそっくりだったり、神社の形がヤハウェの神殿の形と似ていたり、伊勢神宮にはシオンの太鼓というのがあったりするわ。研究者によると日本語の単語には数千ものヘブライ語と共通の単語があるとか。おせち料理とかも、出エジプトの携帯食を表しているとか、例をあげればキリがないわね

玉藻ちゃん
前方後円墳が壺の形を模しているという説もありますね〜

ウィキペディアより

アルトリアたん
出エジプト期のマナの壺のことですね。ということは古墳の中にはマナの実がいっぱい!?

凛先生

宮内庁が採掘許可を出さないから、確認は無理ね。というわけで、ソロモン王とバビロン捕囚についてはここまで。次回はFate世界におけるソロモン王について解説するわね

 

 

 

 

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