裏切りの魔女メディアについて

 

凛先生

前回はメディア違いで、魔女メディアとは無関係のメディア王国の説明をしました

魔女メディア

本当に失礼な話ね。しかもほとんどアケメネス朝ペルシャの話だったし

凛先生

というわけで、ここでは『魔女メディア』について説明したいと思います。

魔女メディア

まあいいけど・・・あと、魔女っていうのはやめてくれる?

玉藻ちゃん
それじゃあ魔法少女にしましょうか?

少女時代のメディア・リリィ

魔女メディア

・・・ま、魔女で結構よ

凛先生

・・・そうね。魔女の方がマシよね・・・

魔女メディアの伝説について

凛先生

メディアはギリシャの三大悲劇詩人と言われるエウリピデスの悲劇作品です。

メディアはコルキス王国の王女で、伯母であり、伝説的な魔女キルケーから魔法を習っていたと言われます。

玉藻ちゃん
ある種のエリートだったんですね〜、お姫様ですし

凛先生

恵まれた環境にあった王女メディアですが、王族の身であるため、自由に恋愛はできません。

『誰でもいので、燃えるような恋愛がしたい』

そんな密かな願望を乙女は胸に秘めていたのでしょう

魔女メディア

なんて浅はかな自分。その場にいたら、絞め殺してやりたいところだわ

凛先生

ある時イオルコスの王子イアソンが、そんな王女メディアの前に現れます。イアソンは端正のマスクと優しい言葉に長けた優男でした。

玉藻ちゃん
いわゆるイケメンですね〜

凛先生

イアソンの狙いは、コルキスの国宝である金色の羊毛でした。

『至宝たる羊毛を奪え、そうすれば王位は譲ってやる』(絶対無理だろうけどw)

それがイアソンが王より受けた命令でした

玉藻ちゃん
Fate本編でもエキストラレランクの宝具としてでてましたね。ドラゴンを召喚できるとか

凛先生

そう、金色の羊毛は強力な邪竜が保護していたとされるため、イアソンはギリシャで有志を募り、彼らとともにアルゴー船に乗って出航します。そこにはギリシャ最強の英雄ヘラクレスも参加していたとされます。

しかしイアソンはコルキスの王によって捕えられてしまうのです

玉藻ちゃん
ヘラクレスさんもいたのに・・・悪いことはできないものですね〜

凛先生

その時でした。愛の女神ヴィーナスの矢が、あろうことか王女メディアの心臓に突き刺さってしまったのです。

女神ヴィーナス(の代役エウリュアレ)

凛先生

恋を知らぬ乙女は、たちまちイアソンにゾッコンになります。そしてキルケーより授かった魔術でイアソンを援護します。

魔術で邪竜を眠らせたメディアは、金色の羊毛を奪い、そのままイアソンとともにアルゴー船で逃走したのでした。

玉藻ちゃん
愛(一方的な)の逃避行ですね

凛先生

怒った王が自ら船で追いかけて来ましたが、メディアは短刀で自分の弟アプシュルを刺し殺し、バラバラにして海に捨てます

凛先生

王がアプシュルの亡骸を集めている隙に、アルゴー船は逃走に成功、イオルコスにたどり着きます。

しかしイオルコスの王は約束を無視し、イアソンに王位を譲りません。

凛先生

そこでメディアは魔術と奸計を使い、イアソンを援護します。

まずイオルコスの王の娘たちの前で、老いた羊を鍋に入れ、魔術を用いて若返らせます。それをみたイオルコスの王の娘たちは、父を若返らせようと同じように鍋に入れます。

しかし今度はメディアは魔術を使わず、イオルコスの王は娘たちの手によって釜茹でにされ殺されてしまうのです

玉藻ちゃん
もうお鍋は食べられませんね〜
アルトリアたん
むむ・・・少しやりすぎな気がしますが・・・

凛先生

イアソンのためになら手段を選ばない。そんな病的な一途メディア捨て、王位についたイアソンが婚約者として選んだのは、コリントの王女グラウケーでした。

玉藻ちゃん
追いかけすぎるの、男の人は逃げちゃいますからね〜

凛先生

それを知ったメディアは怒り狂い、グラウケーを花嫁衣装ごと魔術で焼き殺します。

そしてドラゴンが引く馬車に乗って、イオルコスを去るのでした。

メディアを利用して捨てたイアソンだけが、生き残ることができたのは、偶然ではないはずです。これが裏切りも魔女メディアの物語です。

玉藻ちゃん
その辺は、女の人の複雑な心境を表していますね

凛先生

エウリピデスの物語はここで終わり。去ったメディアはヘラクレスを頼ったとも、別の国の妃となったとも、言われています。

玉藻ちゃん
悪女という意味で、玉藻ちゃんと一緒ですね〜

魔女メディア

一緒にしないでよ!

アルトリアたん
この話は試験に出るのですか?

凛先生

そうね〜、基本的にはでません

魔女メディア

むう〜

凛先生

ただ文化史としてエウリピデスが出るかもね。彼の代表作としてね。ちなみにギリシャ三大悲劇詩人の残り二人は、アイスキュロスソポクレスです。

Fate世界のメディア

凛先生

Fateでは冬木の第五次聖杯戦争で、キャスターとして召喚されます。

UBWでは宝具ルールブレイカーによってアーチャー、セイバーらを獲得し、聖杯に王手をかけます。ヘラクレス(バーサーカー)とは既知の仲で弱点を知っていたとすると、もう少しで勝利できたかもしれません

玉藻ちゃん
裏ボスとしてまだ金ピカがいますけどね〜

凛先生

FGOではメディアと、メディアリリィとして登場。星3と星4のサーヴァントで、なぜか若いリリィの方がレアで強いです。

アルトリアたん
普通はリリィの方が弱いんですけどね〜

魔女メディア

・・・なんか運営に、激しく劣化おばさん扱いされている気がするわ

凛先生

両者ともに高速詠唱のスキルが凄まじく、レベル4の時点でNPが100%回復というチートっぷりを見せます。さすが神代の魔女ね。

玉藻ちゃん
本気を出せば魔法使いの青崎さんも真っ青な実力の持ち主らしいですね〜

 

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です